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排熱利用の特徴について

普段利用している電気や車の移動などに用いられている化石燃料は、技術が上がるにつれてエネルギーに変換する効率も向上してきました。

一方で、国内で使用されている約90パーセントが化石燃料に依存していながら、火力発電では投入したエネルギーのうち約30パーセントが排熱として捨てられています。また、自動車に搭載する燃料のうち約50パーセントから60パーセント程度が熱として排出されているという現状があります。

排熱利用は大気中や水中に破棄された熱を利用して発電をおこなうことを指しますが、一般的に排熱はあまり高温ではなく、また中程度の温度でも効率良く発電できる技術が一般化されていないため、おもにスターリングエンジンなどに使用されています。

スターリングエンジンの開発自体は古いものですが、より効率的な排熱利用システムを組み込むことで現代で注目されているエンジンのひとつです。また、有名な自動車会社が排熱を有効利用するための実証事業を2014年から開始しました。

それには排熱回収や蓄積、熱輸送を用いた工業団地内でのエネルギー共有化と需給の最適化などがあり、排熱利用で問題となっている1つの工場が出している排熱の温度の違いや熱の量、そしてタイミングなどからくる非効率的な現状を改善させるのが目的となっています。

排熱利用による効率的でエコなシステムやエンジンが一般社会に浸透するのはまだ先とされていますが、国内外で注目されているエネルギー利用方法のひとつとなっています。

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