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代表的な熱交換器である空冷式について

熱交換器は、高温の流体から低温の流体へ熱を移動させるための機器であり、流体には水や外気などが使用されることが多いです。

熱交換器の種類は多数存在し、対象とする流体や冷却に用いる媒体、機器の構造が主な違いであり、設置場所やサイズ、保守性を考慮して選定することが必要となります。代表的な熱交換器としては空冷式があります。空冷式はフィンとチューブおよびファンで構成されており、冷却対象となる液体をフィンとチューブに流通させます。フィンとチューブへファンによって送風を行い、対象液体と外気の温度差によって冷却が行われる仕組みです。つまり、外気およびファンや液体を流通させるために必要な動力のための電源以外は不要であるため、設置場所を自由に設計できるメリットがあります。そのため、屋内や屋外問わず利用できる点が特徴です。さらに構造が簡単であるため保守性が高く、保守費用を抑えることできます。

しかし、その一方で冷却に外気を使用しているため、外気と対象液体の温度差が小さい場合には冷却効率が下がってしまいます。特に屋外設置の場合、外気温は1日の時間帯でも大きく変化しますし、また季節によっても違いが生じます。基本的に、外気温度以下へは冷却することができないとデメリットもあります。さらに他の種類の熱交換器と比べてサイズが大きくなる傾向があります。こうしたデメリットがありながらも保守性が優れていることもあり、空冷式熱交換器は現在において、産業界で最も広く普及している方式となっています。

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