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エアコンでお部屋が涼しくなるのは熱交換器のおかげ

夏場に欠かせない家電製品と言えば、エアコンです。

スイッチを入れればたちまちお部屋を涼しくしてくれるエアコンは、オフィスや店舗、工場などはもちろん、多くの一般家庭でも使われています。ところが、これほど普及しているエアコンでありながら、その仕組みについては意外と知られていません。何となく「あの四角い箱の中に冷たい空気が入っているのではないか」などと考えてしまいがちですが、あらかじめ冷気が詰まっているわけではありません。実は、熱交換器というシステムを用いて室内の熱を追い出すことによって温度を下げています。熱交換器は、温度の異なる2つの物質の熱エネルギーを交換する働きを持つシステムです。

エアコンの場合で言えば、2つの物質とは室内の空気と室外の空気となります。エアコンの室内機と室外機の間はパイプでつながっていますが、このパイプの中には冷媒と呼ばれるガスが詰まっています。冷媒はエアコンのスイッチが入るとパイプの中を循環し始めますが、室内にある時は室内の空気にあたためられて、温度が上昇します。反対に、熱を奪われた室内の空気は温度が下がります。あたためられた冷媒が室外に出ると、今度は室外の空気によってその熱が冷まされます。見方を変えれば、熱を室外に放出します。夏場に稼働中の室外機に近づくとムッとした熱気を感じるのは、このためです。このサイクルの繰り返しにより、熱を奪われた室内はさらに温度が下がっていきます。つまりエアコンの熱交換器は、室内外の温度差を利用してお部屋を涼しくする装置だと言えます。

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